島根 隠岐諸島がいまクール! 青春18きっぷで行く船旅と島時間、本州にはない絶景と絶品グルメで思いっきり自分をReboot!

夏の青春18きっぷ(7月20日~9月10日)がいよいよシーズンイン。

ふだん、ビジネスやプライベートの旅は、新幹線を使って目的地までいちばん早いルートを選びがち。

せっかく青春18きっぷで旅するならば、新幹線も特急も使わず、ひたすらローカル線に身をゆだねる時間を過ごしたい。

そこでいま、ローカル線で行きたい地 ――― 隠岐諸島(おきしょとう)にズームイン。

山陰線や伯備線の列車をのり継いで、境線の終端駅、境港(さかいみなと)へ。

境港から午後にでるフェリーやジェット船にのれば、日暮れどきに宿につける。

いま、隠岐の島に流れる島時間は、トレンドは、絶品グルメは―――。

映える海岸線、南半球の絶景を超える美しさ

島根半島の北80kmにある隠岐諸島は、4つの有人島と約180の無人島で構成される群島。

小さな島々に、本州では体感できない自然のダイナミズム、神秘的景観、そこだけに受け継がれる伝統、そして海の幸などの絶品グルメが、ちりばめられている。

まず、隠岐諸島には、映える海岸線があちこちにある。

隠岐の島々の海岸線は、本州ではみたことない絶景ばかり。

岸壁の丘でのんびり過ごす馬に会える国賀海岸をはじめ、1kmにわたって削り取られた赤壁、そして2千万年前の湖の時代の地層が日本海の風と波に浸食されてできた「油井前の洲」は、夕暮れと干潮などの条件が重なると夕日が反射し、オレンジ色が輝く瞬間に出会える。

オーストラリア メルボルンから南西100kmにある絶景、グレートオーシャンロードを想わせるダイナミックさ。飛行機で南半球に行かなくても、JR線とジェット船の数時間で絶景のなかへ―――。

絶景に出会うと腹が減る…で、隠岐の島グルメ

人は絶景に出会うと、感動すると、腹が減る。隠岐の島々を五感で体感するなら、味覚もマストってことで、隠岐の島グルメ。

まず、さざえ丼。隠岐の海で採れた新鮮なさざえを、その旨味と独特の食感を、どんぶりで体感。これぞまさに“ご島地どんぶり”。

また、あまり知られてないのが、岩牡蠣(いわがき)。実は隠岐、全国に先がけて岩牡蠣の養殖に成功した地でもあって、その味はオイスターマニアをもうならせるほど。肉厚でクリーミーな味わい。海のミルクを体感してみて。

そして、隠岐牛! 隠岐(海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町)で生まれ育った未経産の雌牛で、日本食肉格付協会の肉質等級が4等級以上の格付けを受けたもの。

島内では年間約1200頭の牛が生まれるなか、「隠岐牛」として徹底した飼育が行われ、市場に出るものは、なんと1割程度しかないとか。まさに幻の黒毛和牛。これを食さず、島を離れてはいけない!

牛つながりでもうひとつ。隠岐には牛突き専用ドームがあるの、知ってる? この牛突き、隠岐への島流しにあった後鳥羽上皇を慰めるためにはじまったといわれる伝統行事で、約800年の歴史がある。

巨体の雄牛同士がぶつかり合う大迫力の牛突き大会は、島が熱くなる、島の人々が誇る伝承なんだとか。これも、チャンスをねらってみてみたいよね。

――― どう? 山陰線や伯備線、境線と船で行く隠岐の夏。「よし、行ってみよっか!」って思った人は、まず公式ホームページをチェックして、旅の計画に役立ててみて↓↓↓
https://www.e-oki.net/
http://www.oki-geopark.jp/

また、隠岐島内の宿泊と観光体験の利用で、帰りのフェリー運賃が無料になるおトクな企画乗船券「おき得乗船券」を使うと便利↓↓↓
https://www.oki-kisen.co.jp/emergency/420

そして最後は、映える隠岐の島々を――――

◆ローソク島
島の先端に夕日が重なる瞬間、まるで巨大なローソクに火を灯したように輝く奇岩。船上からしか観ることのできないロマンチックシーンに、感動することまちがいなし。

◆摩天崖
国賀海岸にそびえたつ、海抜257mの大絶壁。周辺の放牧地では、牛馬が草を食む姿が見ることができ、海外にいるかのような絶景を体感できる。

◆通天橋
海にせり出す岩のアーチ。岩石の中央部が海蝕作用によってえぐりあけられたもので、大自然が創り出した造形の妙を目のあたりにできる。

◆国賀めぐり定期観光船
国賀めぐり定期観光船で、大迫力の摩天崖を海上から。運がいいと天然の洞窟に入れちゃうかも!?

◆隠岐のシーカヤック
隠岐のシーカヤックはひと味違う。透明度の高い海、切り立った絶壁や洞窟などのダイナミックな自然を、ゆったり流れる島時間のなか、ひとり占めできちゃう。

東京に今春オープンした「日比谷しまね館」もチェック!

また、物産・観光情報・移住情報などの“島根最新トレンド”が集結するアンテナショップ「日比谷しまね館」(日比谷シャンテ地下1階/営業時間11~20時)が東京に今春オープン。

物産コーナーは、宍道湖のしじみや日本海で獲れた鮮魚の干物、出雲そばや和菓子、地酒など島根を代表する県産品をはじめ、伝統の技を今に受け継ぐ工芸品などいろいろ。

また移住コーナーでは、ふるさと定住・雇用情報コーナーを設置。各種相談・情報提供などを受付中。

島根県へのU・Iターンに関する総合的な情報提供や相談、島根県内企業の求人情報・パンフレット、U・Iターン就職に関する情報を閲覧できるほか、U・Iターンを希望者の無料職業紹介事業への登録なども受け付けてるから、気になる人は「日比谷しまね館」へ!

© 株式会社エキスプレス