話題作への出演が続く人気ミュージカル出身俳優・古川雄大

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8月1日~2日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表され、土日2日間で動員18万9000人、興収2億4000万円をあげた話題作「コンフィデンスマンJP プリンセス編」が前週に続いて2位をキープ。累計では動員113万人、興収15億円を突破した。

天才女詐欺師を演じた主演の長澤まさみ、その相棒の東出昌大、小日向文世らはドラマ版、昨年公開の映画版でおなじみ。今作の新キャストのうち、キャラと演技が注目されるのが、大富豪一家の長男役を演じた古川雄大だ。

「一代で富豪となった父に負けたくない一心でビジネスに邁進するものの、実は、ほかにやりたいことがあり……というキャラ。クールな外見とキャラだが、途中からキャラ変。その内面の移り変わりを見事に表現していた」(映画ライター)

長野県出身の古川は、ジャズダンスと、高校進学後にはプロを目指す育成コースに進むためクラシックバレエを習い、高校3年の時、ダンスオーディションで上京した際にスカウトされ芸能界入り。デビューした07年に人気ミュージカル「テニスの王子様」で初舞台を踏んだ。

12年にオーディションを経「エリザベート」で初めて帝国劇場の舞台に立ち、グランドミュージカルに初出演し、以後、ミュージカル界では名の知られた存在に成長。「ミュージカル界の次世代エース」、「ミュージカル界の新プリンス」などと呼ばれ、各賞も受賞した。

そして、18年、現在の所属事務所に移籍すると映像作品に進出。同年のTBS系「下町ロケット」、今年に入り日本テレビ系「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」、NHK連続テレビ小説「エール」など話題作に出演。

事務所移籍はステップアップを目指すにはベストな選択だったようだ。

古川雄大オフィシャルHP

https://www.ken-on.co.jp/furukawa/

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