豪雨1カ月、熊本がれき撤去難航

コロナで人手不足課題

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豪雨による被害から1カ月となった、熊本県球磨村の住宅街に積み上げられたがれき=4日午後2時

 九州を中心に甚大な被害をもたらした豪雨は、熊本、鹿児島両県で大雨特別警報が出てから4日で1カ月を迎えた。65人の犠牲者が出た熊本県では、コロナ感染拡大でボランティア募集が県内在住に限られているため、人手不足から土砂やがれきの撤去が難航。熊本県の蒲島郁夫知事は災害対策本部会議で「一日も早く被災者が安心できるよう、生活再建に取り組む」と強調した。被災地では住民らが黙とうし、鎮魂の祈りに包まれた。

 蒲島氏はその後の記者会見で、入所者14人が死亡した熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」について、避難のタイミングなどを施設や村と共に検証する考えも示した。