大和堆、北朝鮮船が姿消す

漁期も感染リスク回避か

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2019年6月、日本海の大和堆周辺で北朝鮮漁船(手前)に退去警告をする海上保安庁の巡視船(同庁提供)

 日本海の好漁場・大和堆周辺から北朝鮮漁船が姿を消している。例年ならイカの漁期となる6月以降に違法操業が多発するが、今年は7月末までに海上保安庁による退去警告はゼロ。水産庁の漁業取締船による警告も1隻のみだ。

 聖学院大の宮本悟教授(北朝鮮政治・外交)は「北朝鮮の報道を見ていると、海洋漂流物から感染が広まるとの内容もあり、海から入ってくるものに神経質になっている。大きなリスクを負ってまで漁に出ようとは思わないのではないか」と話す。