東京から福井へのお盆帰省、自粛を 福井県知事が呼び掛け、コロナ感染拡大で

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マスク着用などを呼び掛ける福井県のポスターについて説明する杉本達治知事=8月4日、福井県庁

 新型コロナウイルスの全国的な感染再拡大を受け、福井県の杉本達治知事は8月4日の定例会見で、お盆の帰省について「東京からの帰省は自粛していただき、感染が拡大している21府県からは慎重に判断を」と呼び掛けた。来県時の感染症対策の徹底も求めた。

 県が主要な宿泊施設などに聞き取り調査したところ、今週末の8~10日の3連休は、約8割の施設が予約で埋まっており、うち8割は県外客という。帰省や夏休みの旅行で県境をまたぐ移動が増えることから、県はマスク着用などを呼び掛けるポスターを作製。主要駅や高速道路のサービスエリアに掲示し、帰省客らに周知する。

 帰省時には同窓会や親族間の宴会でマスクをせずに会話する機会が増えることから、杉本知事は「大声を出さない、距離を取るなど、マスクを外したときの感染防止策をしっかり取ってもらいたい」と述べた。

 感染再拡大の中、岐阜県では「第2波非常事態」が宣言されるなど各地の自治体が対策を強化している。福井県は8月23日までを期間とし、感染拡大注意報を発令しているが、杉本知事は「必要な時は躊躇せず対応を取っていく」と話した。