新型コロナ 新たに高齢者施設クラスター関連含む6人感染確認 鹿児島県内2例目死因は肺炎 4日発表

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新型コロナウイルスの新たな感染者について報告する市保健所の幹部=4日、鹿児島市

 鹿児島市は4日、新型コロナウイルスに感染した同市在住の80代女性が同日までに死亡したと発表した。県内の死者公表は7月28日以来2人目で、死因は新型コロナによる肺炎。県と市が8月4日に公表した新たな感染者は計6人だった。

 死亡した80代女性は県内の医療機関に入院していた。市は死亡日時や入院時期、基礎疾患の有無を明らかにしていない。
 市が4日に確認した感染者は、同市在住の20~40代の男女4人と東京都在住の30代女性の計5人。

 このうち40代男性は7月31日に市がクラスター(感染者集団)発生と判断した高齢者施設の従業員。30日のPCR検査では陰性だったが、8月3日に味覚障害などの症状が出たため再検査を受けた。このクラスターは14人になった。

 20代女性は7月18~26日に福岡を訪れていた。30代の男女の感染経路などは調査中。東京都の女性は8月2日に同市の親族宅を訪れた際、発熱などの症状が出た。3日にPCR検査を受けた。

 県が公表したのは、鹿児島市在住の60代女性1人。同市外に滞在中の3日夜に発熱し、4日に医療機関を受診、抗原検査で感染が分かった。県は滞在地を明らかにしておらず、感染経路などは調査中としている。

 与論町で発生したクラスターの新たな感染者は3日連続で確認されなかった。県は検査が必要な接触者約820人の検査は終了したものの「まだ収束の段階ではない」と警戒している。

 県内の累計感染者数は262人。4日時点の重症者は2人で、48人が医療機関に入院、12人が宿泊施設に滞在している。7月以降は251人の感染が確認されており、退院・退所者は185人で、うち2人は死亡。