新型コロナ 長崎県内7市町18人感染 計135人

新型コロナウイルス感染者の入院状況

 長崎県などは4日、長崎、佐世保、諫早、大村、雲仙の5市と、西彼長与、時津両町で新たに計18人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。うち4人はクラスター(感染者集団)が発生した県立長崎北陽台高の生徒ら。同校のクラスターは計19人となり、県内の感染者は計135人となった。
 県によると、18人の内訳は▽長崎市4人(10~60代)▽佐世保市1人(非公表)▽諫早市2人(20代)▽大村市3人(20~40代)▽雲仙市4人(20代と30代)▽長与町3人(10代と非公表)▽時津町1人(50代)。いずれも軽症か症状なし。
 このうち長崎市の30代男性会社員と、大村市の20代~40代の男性会社員3人、諫早市の20代男性会社員は、7月30日に感染が確認された大村市の20代男性会社員と同じ職場。県は大村市の職場でクラスターが発生している可能性も視野に調査を進めている。また、雲仙市の20代男性2人と30代男性は、7月25日に長崎北陽台高の教諭らが飲食した諫早市の「スナック プレシャス」を利用していたという。
 一方、佐世保市の男性は7月30、31両日に福岡市内で知人3人と会食後、倦怠(けんたい)感などを発症。3日の検査で陽性が判明した。

 


© 株式会社長崎新聞社