鳥羽水族館でベビーラッシュ オウムガイなど、すくすく成長 三重

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【ふ化が確認されたオオベソオウムガイの赤ちゃん(鳥羽水族館提供)】

 【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)は4日、同館では5年ぶりとなるオオベソオウムガイのふ化を1日に確認したと発表した。その前日には今年2頭目となるメスのオタリアの赤ちゃんも誕生し、同館はベビーラッシュに湧いている。

 同館によると、ふ化したのは、昨年7月にニューカレドニアのラグーン水族館から譲渡された成体が産卵した卵10個のうちの1つ。成体5匹のうち4匹は死んでいるため、親となった個体は不明という。1日夜に飼育担当者が発見した。

 オオベソオウムガイは殻に大きなくぼみがあるのが特徴で、成体は16―18センチまで成長。国内では同館が唯一ふ化に成功しており、これまで延べ63個体のふ化を確認した。

 赤ちゃんの殻の直径は約2.5センチで性別は不明。エビなどのエサを食べながら元気に育つ様子を「古代の海」ゾーン内「オウムガイ卵水槽」で確認できる。

 オタリアは7月31日午後5時20分ごろ、メスの「がっちゃん」とオス「クーバ」との間に誕生。体長約50センチ、体重約10キロで、同館での出産例は11頭目となる。

 同館の広報担当者は「今年に入ってペンギンやバイカルアザラシ、セイウチなどのベビーラッシュが続いてうれしい。このまますくすくと成長して欲しい」と話している。