臨時全協の開催を諫早市に申し入れ 市議会コロナ対策本部

 諫早市内での新型コロナウイルス感染拡大を受け、市議会新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・田川伸隆議長)の役員会議が4日開かれ、市の対応状況や今後の方針を問うため、臨時全員協議会の早期開催を市に申し入れることを決めた。
 4日までに感染が明らかにされた市内の28人のうち、27人が7月中旬以降に判明。市内のスナックの利用者と従業員、接触者で30人以上(市外含む)の感染が確認され、今後の拡大が懸念されている。
 会議では、感染が疑われる人への検査体制や県央地区における軽症者療養施設の確保、飲食店の感染予防策などの現状を市に確認する方針で一致。盆休みを中心に帰省者の増加が見込まれるため、12日までに臨時全員協議会の開催と市への提言書提出を目指している。

© 株式会社長崎新聞社