名捕手・モリーナらが新型コロナ陽性 故障者リスト入り

選手7名とスタッフ6名の新型コロナウイルス陽性が明らかになっているカージナルスは、ヤディアー・モリーナら6選手が新型コロナウイルス陽性となったことを公表。モリーナらを故障者リストに登録したほか、故障者リスト入りしていたブラッド・ミラーをロースターに登録し、コーチ陣の顔ぶれにも複数の変更を加えた。

カージナルスが新型コロナウイルス陽性を公表したのは、モリーナ、ポール・デヨング、ランヘル・ラベロ、エドムンド・ソーサ、ジュニア・フェルナンデス、コディ・ウィットリーの6選手。このうちラベロを除く5選手とカルロス・マルティネスが故障者リストに登録された。よって、新型コロナウイルス陽性が公表されていない残りの1名はマルティネスであると見られる。

ゴールドグラブ賞9度の実績を誇る名捕手モリーナは、あらゆる推奨事項に従って感染対策を行っていたにもかかわらず、新型コロナウイルスに感染してしまったことを明らかにした。「ファンやチームメイト、セントルイスの街のために強くなって復帰できるよう、自分にできることは何でもやる」と戦列復帰に向けて力強くコメントした。

ジョン・モゼリアック野球部門社長によると、陽性が確認された選手やスタッフはすでにミルウォーキーを離れ、車で自宅へ戻っているという。残りの選手やスタッフはミルウォーキーでの隔離生活を続けており、感染していないことを確認するために毎日検査を受けている。カージナルスは、現時点では日本時間8月8日の本拠地ブッシュ・スタジアムでのカブス戦からプレーを再開する予定だ。

6選手の故障者リスト入りに伴うロースター変更については今後数日以内に発表される予定。また、マイナーで打撃コーディネーターを務めていたラス・スタインホーンがメジャーのコーチ陣に加わること、マイナーで打撃コーディネーター補佐を務めていたジョーイ・ホーキンスがロースター外の選手が集まるトレーニング施設に合流することも発表されている。

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