スーパーGT:arto Ping An Team Thailandが第2戦富士で佐々木雅弘と堤優威を起用

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 スーパーGT GT300クラスに参戦するarto Ping An Team Thailandは、8月8〜9日に富士スピードウェイで開催される第2戦富士に向け、ドライバー登録していたショーン・ウォーキンショーとナタポン・ホートンカムが新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日できないため、佐々木雅弘と堤優威のふたりを起用すると発表した。

 2014年に初めてスーパーGT参戦を果たしたarto Ping An Team Thailandは、タイのチームとして2017年からシーズンで参戦。2018年からレクサスRC F GT3にマシンをスイッチし、毎年順位を上げており、2020年に向けては、昨年から継続となるウォーキンショーとホートンカムのコンビで参戦を予定していた。

 しかし、第1戦富士ではステポン・サミタシャ代表をはじめウォーキンショー、ホートンカムの来日が新型コロナウイルスの影響でかなわず、無念の欠場を強いられた。第2戦に向けては出場を果たすものの、やはりふたりのドライバーの来日は実現できず、日本人ドライバーふたりを起用することになった。

 佐々木は1975年生まれ。ハコレースで育ち、スーパーGTでは2010年に初音ミク×GSRポルシェでデビュー。2012年にもGSR ProjectMirai BMWをドライブした。その後も多くのレースで活躍し、TOYOTA GAZOO Racingの一員としてニュルブルクリンク24時間にも挑戦してきたが、スーパーGT参戦はひさびさだ。

「まずは新型コロナウイルスの感染が広がりをみせるなか、多くの方々が新型コロナウイルスと戦ってくださっています。医療従事者の方々はもちろん、レース運営の方々に感謝します。そして海外ドライバーが来日できない状況のなか、オファーをいただき誠に感謝しています。タイのオーナーも来日できないとお聞きしましたので、日本からタイに良いニュースをお伝えできるように精一杯頑張ります」と佐々木。

「僕自身スーパーGTは約10年のブランクがありますが、ひさびさのGTマシンをドライブする喜び、そして走れる喜びを感じながら皆さまにレースの楽しさや感動を与えられるレースをしたいと思います。皆さま応援よろしくお願いします」

 一方、1995年生まれの堤もハコ育ちで、グローバルMX-5カップやTGR 86/BRZ Race、スーパー耐久で大活躍をみせてきたドライバー。今季はADVICS muta Racing INGINGの第3ドライバーに登録されていたが、急遽arto Ping An Team Thailandからの参戦が決まった。

「まず、このチームに推薦をしてくれたレーシングプロジェクトバンドウさまをはじめ、このお誘いを快く快諾して下さったINGINGさま、ADVICSさまには改めて感謝いたします。また、新型コロナウイルス感染拡大の状況下のなか、参戦を決意して下さったチームに対してマシン、タイヤともに初めてですが、佐々木選手とともに精進し、結果で恩返ししたいと思います。皆さま応援よろしくお願いします」と堤。

 急遽の参戦とはなるものの、非常に興味深いドライバーコンビとなったarto Ping An Team Thailand。チームにとっての“開幕戦”でどんな戦いをみせてくれるか楽しみなところだ。

スーパーGT第2戦富士でarto Ping An Team Thailandに加わる佐々木雅弘と堤優威