ディズニー実写『ムーラン』、米国などでDisney+配信へ。9月から3200円、一部地域は劇場公開の方針

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ディズニー最新作『ムーラン』が、配信サービス「Disney+」で、アメリカ国内において現地時間9月4日から配信することが決まった。8月4日、現地メディアが伝えた。

月額利用料とは別途3200円

『ムーラン』は当初アメリカでの公開を3月27日に予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け度重なる延期となり、7月24日には、無期限延期が発表されていた。

アメリカでは、ニューヨークやロサンゼルスなど、地域によっては未だ映画館の営業再開の目処が立っていない。

Varietyによると、『ムーラン』の「Disney+」での料金は29ドル99セント(約3200円)。月額利用料とは別に加算され、レンタル価格となる。

CNNによると、ディズニーのCEOボブ・チャペック氏は「『ムーラン』をタイムリーに提供する別の方法を見つけることが重要だと考えた」と、配信を決断した理由について説明。

劇場公開からネット配信への切り替えは「一回限り」だと強調し、新しいビジネスモデルとして定着させるわけではないとみられる。

The Hollywood Reporterでは、アメリカに加えて、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、西ヨーロッパでも、「Disney+」で配信されると報じている。

一方で、「Disney+」が利用できず、劇場が営業している地域については、劇場公開を予定しているというが、その具体的な地域については明らかにされていない。

日本では、「Disney+」は2020年6月よりサービスが開始された。『ムーラン』の劇場公開は、アメリカでの延期を受け、日本でも延期となっている。

日本での公開・配信については、8月5日正午時点では明らかになっていない。

アメリカの映画館事情。配信強化の動きも

『ムーラン』と同様に、度重なる公開延期となっていたのが、クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』だ。本作は、全米公開に先駆け、8月26日から海外各国にて劇場公開されることが7月27日に決まった。

また、映画制作・配給大手のユニバーサル・ピクチャーズは、全米最大の映画チェーンAMCと共同で7月28日に声明を発表。今後のユニバーサル作品は、AMCの映画館で17日間の上映したのち、配信リリースが可能となった。

アメリカの映画業界では、映画作品の劇場での独占公開を90日間確保し、映画館での興行を保護する「シアトリカル・ウィンドウ」という慣行が存在する。

そのため、ユニバーサル・ピクチャーズとAMCの契約は、これに反する異例と取り組みとなった。