劇団4ドル50セントと劇団ガバメンツのコラボ公演がオンラインで開幕!

秋元康プロデュースの劇団4ドル50セントが4日、劇団ガバメンツとのオンラインコラボ公演「LAUGH DRAFT」の初日公演を迎えた。

劇団4ドル50セントは演劇を中心とした総合エンタテインメント集団。所属劇団員の個性に合わせて俳優だけでなく、音楽、モデル、バラエティ、クリエイターなどあらゆるジャンルの個別活動を展開している。

2020年は様々な劇団や演劇ユニットとコラボして舞台を上演しており、今回で3作品目となるコラボ公演。

脚本・演出に劇団ガバメンツの早川康介氏を迎え、劇団4ドル50セントからは前田悠雅、本西彩希帆、谷口愛祐美、田代明、隅田杏花の5名が出演。 また、今回はコロナウイルスの感染拡大の影響もあり、OPENREC.tv(オープンレックティービー)というライブ配信プラットフォームを使用しオンラインでの公演を行った。

本作は、2014年に男性出演者で上演された作品を劇団4ドル50セントの女性劇団員用にリメイクした作品であり、兵役中の禁欲生活で女性たちが繰り広げる妄想の喜劇。劇団ガバメンツの特徴でもある‟喜劇”は初挑戦とのことで、劇団4ドル50セントのさらなる成長が期待できるコラボ公演となっている。

さらに本編では、ペルー発祥の打楽器「カホン」の演奏も披露。カホンは演奏だけでなく、照明に合わせて叩いたり効果音として使用するなど、細かな演出にも是非注目して欲しい。また、普段の舞台公演では見られないカメラワークもオンライン公演ならではの見どころとなっている。

初日を終えて本西は、「なんとも感じたことの無い感覚。お客さんがいないのはやっぱり新鮮で、新しい経験をさせて頂けたことに感謝しています!!少し間が空くので、次もまた気持ちを新しく頑張ります!!」と、自身のブログでコメント。

ほか劇団員も初のオンライン公演を終えて、上演中にリアルタイムでコメントを寄せてくれたファンへの感謝と想いをそれぞれSNSで綴っている。

劇団ガバメンツとのコラボ公演「LAUGH DRAFT」は8月4日から26日まで全7公演を予定。

~「 LAUGH DRAFT 」あらすじ~

この国ではない、その国には兵役があった。

その国には、女性にも兵役があった。それもかなりゆるめの。

ただひとつ、禁じられていたのは「楽しむこと」。

元ダンサー、元歌手、元妻、元漫画家に、今、女優。

社会で生きられず、兵役に逃げた5人の死にたい女たち。

禁欲生活の中、彼女たちがすがったのは1冊の通販雑誌。

15ページ目に載っていたのは、薄毛を隠す黒いパウダーを紹介する脂ぎった男。

そんな男に恋する理由などない、はずだった。

追い詰められた女たちのバカバカしくも愛しい妄想の喜劇。

聞こえてきたのは、大地を蹴る足音と、誰かの歌声。

■公演詳細

<脚本・演出>

早川康介(劇団ガバメンツ)

<出演者>

前田悠雅・本西彩希帆・谷口愛祐美・田代明・隅田杏花(以上、劇団4ドル50セント)

平山佳延 迫英雄

■劇団4ドル50セント オフィシャルサイト

https://www.4dollars50cents.com/

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