豪ビクトリア州、コロナ新規感染者・死者が最多更新

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[メルボルン 5日 ロイター] - オーストラリア南東部のビクトリア州では、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者と死者数が過去最多を更新した。同州は感染第2波の封じ込めに苦戦、感染が他地域にも広がる可能性が懸念されている。

ビクトリア州の新規感染者は725人、死者は15人に上り、いずれも過去最多となった。州都メルボルンでは4週間前にロックダウン(都市封鎖)が再導入されたが、効果はさほど上がっていないようだ。

広域メルボルンでは2日に夜間外出禁止令が発令され、移動制限が一段と強化された。5日夜以降は大半のビジネスで営業が禁じられる。幅広い事業に休業を命じるほか、建設業などの活動にも制限を加える。

アンドリュース州首相は5日、メルボルンで記者団に対して「感染者数が700人を超えるというのは容認できない。感染者数を減らす必要がある。この戦略(制限強化)はそのためのものだ」などと述べた。

ニューサウスウェールズ(NSW)州とクイーンズランド州は、新型コロナの感染拡大を抑制するため新たな措置を導入した。

北東部クイーンズランド州のパラシェ首相は、NSW州と首都キャンベラからの入州を8日から禁止すると発表した。ビクトリア州からの入州は既に禁止となっている。

スティーブン・マイルズ州副首相は「オーストラリアが新型コロナウイルス感染の第2波を経験中なのは明らかだ」として、同州に波が及ぶのを阻止する構えを示した。

NSW州政府は、シドニー空港を使ってビクトリア州からNSW州に戻る人について、7日深夜以降、ホテルでの14日間の自主隔離を義務付けるとした。

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