マスク寄付300枚以上 みなべ町、多くは「アベノマスク」

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町のマスク寄付箱に寄せられたマスク(和歌山県みなべ町芝で)

 和歌山県みなべ町が町役場や公民館などに設置したマスクの寄付箱で、7月31日までに318枚が集まった。多くは政府が配布した布の「アベノマスク」だが、不織布のマスクもある。約200枚は、町内の社会福祉法人なかよし福祉会が運営するなかよし作業所に提供した。

 町議から「地域でマスクが購入できるようになっている上、手作りマスクを使う人もいるし国からの配布もあるので、余っているとの声もある。未使用品の寄付を受け付けては」と提案があったため、町は6月10日から寄付箱を設置し、未使用の寄付を受け付けている。

 6月11日~7月9日に198枚、7月10~31日に120枚の寄付があった。約7割は政府配布の布マスクだった。中には手作りマスクや、50枚入りの不織布マスクの箱の寄付もあった。

 現在は、全国で新型コロナウイルス感染者が多くなっている状況もあり、町総務課は今後は寄付が減ってくる可能性もあるとみているが「皆さんのご厚意に感謝している。頂いたマスクは福祉関係の施設に配布し、活用させていただきたい」と話している。

■町の備蓄マスク3万枚超

 町が災害時の避難所での感染症対策として備蓄しているマスクは、3日までに3万3700枚となった。うち4500枚は、7月にあった町自主防災会連絡協議会の総会で、各地区の避難場所となる会館向けなどとして配布した。7日までに5千枚追加する予定という。

 町は、本年度中には10万枚の備蓄を目標に購入を進めている。