トラウトらの一発攻勢でエンゼルス勝利 大谷は出場せず

【エンゼルス5-3マリナーズ】@T-モバイル・パーク

エンゼルスは第1子の誕生に立ち会うためにチームを離れていたマイク・トラウトが復帰第1打席で先制弾を放つなど、全5得点を本塁打によって叩き出す一発攻勢でマリナーズに5対3で勝利。大谷翔平に出場機会はなかった。エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーが今季初勝利(0敗)、5番手のタイ・バットリーが今季初セーブを記録。マリナーズ先発のジャスティン・ダンは今季初黒星(0勝)を喫した。

エンゼルスは1回表一死からトラウトの2号ソロで先制し、さらに二死二塁からアルバート・プーホルスが3号2ラン。プーホルスはこの一発が通算659号となり、通算660本塁打のウィリー・メイズまであと1に迫った。マリナーズは6回裏にオースティン・ノラのタイムリー三塁打で1点を返したものの、エンゼルスは直後の7回表にデービッド・フレッチャーの1号2ランで2点を追加。その後、7回裏と8回裏に1点ずつを失ったが、5番手のバットリーが打者4人をパーフェクトに抑え、5対3で逃げ切った。

なお、エンゼルスはメジャー昇格を果たした有望株のジョー・アデルが「7番・ライト」で先発出場してメジャーデビュー。1回表のメジャー初打席でサードへの内野安打を放ったが、その後は空振り三振、ファーストゴロ、サードゴロに倒れ、4打数1安打でデビュー戦を終えた。

© MLB Advanced Media, LP.