患者の顔殴り骨折させる、監視カメラで発覚 看護師を処分

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看護師が患者に重傷を負わせたことを受けて会見する、兵庫県立ひょうごこころの医療センターの田中究院長(中央)ら=兵庫県庁

 兵庫県は5日、患者の顔を殴って重傷を負わせたとして、県立ひょうごこころの医療センター(神戸市北区)の40代の男性看護師を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。看護師は同日付で依願退職した。

 県によると、看護師は5月30日午後4時ごろ、担当していた40代の男性入院患者に1人部屋で突然殴りかかられた際、顔を1発殴り返して右目の下側に全治2カ月の骨折を負わせた。

 看護師は病院側に報告しなかったが、別の看護師が患者の異変に気づき、監視カメラの映像などから問題が発覚。病院側は直後に神戸北署に通報し、患者側は6月24日に被害届を出したという。

 看護師のそれまでの勤務態度に問題はなかったといい、県の聞き取りに対し「パニックになって殴った。看護職としてあるまじきことで、とても後悔している」と話しているという。(藤井伸哉)