最高賞に繁昌さん 南日本女流美術展

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南日本女流美術展の審査に臨む遠藤彰子さん(左から2人目)と正村美里さん=鹿児島市の黎明館

 第38回南日本女流美術展(南日本新聞社主催、日本エアコミューター協力)の審査結果が5日発表され、最高賞の女流賞に繁昌(はんじょう)絵美さん(31)=鹿屋市=の洋画「つかまえたい未来」が決まった。

 南日本新聞社賞には上原かすみさん(64)=鹿児島市=の日本画「燦(さん)」と、高塚ヒサノさん(73)=同=の工芸美術「礁(しょう)」が選ばれた。委嘱作家賞は玉利潤子さん(59)=同=の洋画「命の泉の物語」に決まった。

 洋画、日本画、工芸美術の3部門。洋画381点(293人)、日本画47点(44人)、工芸美術95点(74人)の計523点が出品された。入賞入選は395点だった。

 遠藤彰子氏(72)=洋画家、武蔵野美術大学名誉教授=と、正村美里氏(60)=岐阜県美術館副館長兼学芸部長=が4日、鹿児島市の黎明館で審査した。両氏は「コロナ下で自分と向き合う時間がじっくりあったのか、レベルの高い作品が多かった。一方で従来の作風から抜け出せない人も見られた。殻を破って冒険してほしい」と評した。

 同展は8~16日、黎明館で開く。11日休館。一般600円(前売り400円)、高校生以下無料。

 他の入賞者は次の通り(敬称略)。
 【特選】洋画 山下さよ子、福留みわこ、谷上乃彩、山下夢乃▽日本画 土屋トシ子、田代美樹子▽工芸美術 福倉さち子、米森葉子
 【奨励賞】洋画 中野長子、福元サチ子、加治屋凜華、中園まり、白坂伸子、中山セツ子、間世田文子、加治雅子、桂豊子、前門琴音▽日本画 岩崎スミ子、満留ミエ子▽工芸美術 高山良子、永田みち