「科学者は政府に気を使うな。バンバン純粋に発信しろ」こんな声に分科会の尾身会長、お盆帰省でやっと政府に「控えて」と提言(スッキリ)

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お盆の帰省シーズンを前に、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長がきのう5日(2020年8月)、緊急記者会見を開き「できれば帰省を控えて」と訴えた。「お盆休みの旅行をどう考えればいいのでしょうか」とキャスターの水卜麻美アナウンサーが問いかける。

尾身会長が高齢者に感染が広がれば重症化する危険に触れて「注意を促して」と国に求めたのに対して、西村康稔・経済再生担当大臣は「一律に自粛を求めるものではない」とし、あくまで症状のある人への呼びかけにとどめる考えだ。

日本医師会会長は「がまんのお盆休みと申し上げたい」

一方で、日本医師会の中川俊男会長は「がまんのお盆休みと申し上げたい」と危機感を隠さず、慎重な行動の必要を力説している。

モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「科学者はバンバン純粋に発信した方がいい。科学者が政府に気を使うと、何を信じていいかわからない」

日本感染症学会専門医の水野泰孝さんは「尾身会長はあしたの分科会を待っていては遅いからと、強いメッセージを発した。英断だと思う」と評価した。今夏の帰省には、自粛や慎重行動を多くの県がもとめているが、一部には制限しない自治体もある。

坂口孝則(経営コンサルタント)「行政がバラバラだと何をしていいかわからない。とりあえずは自粛ムードかと思うが、あとは自己判断で時期をずらすことも検討するしかない」

ロバートソン「個々人に委ねると、デマ情報を信じてしまう人が抜け、新たなリスクを引き起こします」

水野医師「90%の人はしっかりしているが、ごく一部から感染が広がります。そこを抑えるのが究極の課題です」