美しい時代へGO!? 阪急×阪神×東急が協働「SDGsトレイン2020」9月8日から同時に運行開始

車内吊りポスターデザインイメージ

阪急阪神ホールディングス株式会社と東急グループは、SDGsの達成に向け多様なメッセージを発信するラッピング列車「SDGsトレイン2020」を、9月8日から同時に運行する。企画監修は一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク。

列車には各鉄道事業者の最新の省エネ車両を使用し、走行にかかる電力をすべて(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄うという。

阪急阪神は「未来のゆめ・まち号」

「未来のゆめ・まち号」車両のデザイン(上:阪急電鉄 下:阪神電車)

阪急阪神ホールディングスはグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の10周年を機に、2019年5月27日に「未来のゆめ・まち号」の運行を開始した。両電鉄共通のデザインによるラッピング列車の運行は初めてのことで、当初の予定を延長して運行を継続するほど人気があったという。

本取り組みでもこの「未来のゆめ・まち号」が走る。阪急の車両は阪急電鉄神戸線・宝塚線・京都線および相互直通区間。阪神の車両は本線・阪神なんば線および相互直通区間で運行する。

東急は「美しい時代へ号」

「美しい時代へ号」車両のデザイン(東急電鉄 上:東横線 下:田園都市線)

東急グループは「美しい時代へ」というスローガンのもと鉄道事業を基盤とした持続的なまちづくりを通じて社会課題の解決・事業成長の両立に取り組んでおり、今回の取り組みでは東横線・田園都市線・世田谷線および相互直通区間で「美しい時代へ号」を運行する。

掲出されるヘッドマークやドアステッカー・車内吊りポスターには共通デザインのものが使用される。運行期間は2021年9月上旬までの予定であり、およそ1年にわたりこのデザインの車両が沿線を走る様子が楽しめそうだ。

ヘッドマークのデザイン/ドアステッカーイメージ

鉄道チャンネル編集部
画像:東急電鉄

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