「日本一のモグラ駅」で駅舎内喫茶「mogura」が8日先行オープン 無人駅に隠れたニーズ

「日本一のモグラ駅」といえば、群馬県にある上越線土合駅(どあいえき)。新清水トンネル内にある下りホームは、地上駅舎から10分ほど階段を下りてようやく到達できるような深い場所にあります。

ここ土合駅では、JR東日本スタートアップ株式会社と株式会社VILLAGE INCが共同で地域活性化の実証実験を行っていました。

本年2月12日(水)~3月22日(日)にかけて、無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」を期間限定オープン。旅行者・登山者だけでなく地元の方も集まる交流の場として賑わい、無人駅の活用に高いニーズがあることを確認出来たそうです。

両社はこのほど「DOAI VILLAGE」の宿泊施設開業に先駆け、 2020年8月8日(土)に駅舎内喫茶「mogura」をオープンします。

「mogura」はかつて実際に利用されていた駅務室を改装したカフェスペース。切符売り場を店のカウンターに利用し、普段なら入ることのない駅の内部でゆっくりと流れる時間を味わうこともできるように。

営業時間は11時~18時。メニューはコーヒー、クラフトビール、その他軽食など。JR土合駅の活用Project公式Instagramアカウントでも、店内の様子が詳しく紹介されています。

感染症対策としては従業員の検温やマスクの着用、座席数や配置調整、店内の換気等を実施。来店される方に対してはマスクの着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保をお願いしています。

鉄道チャンネル編集部
画像:JR東日本スタートアップ株式会社

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