【新型コロナ】県内新たに119人の感染確認 過去最多を更新、初の100人超

マスク(イメージ)

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で6日、新たに男女119人の感染が明らかになった。これまで最も多かった今月4日の89人を大幅に上回り、過去最多を更新した。1日当たりの感染者数が100人を超えたのは初めて。70代男性の死亡も判明した。

 内訳は、横浜市43人、川崎市25人、相模原市9人、横須賀市7人、平塚市1人、鎌倉市5人、藤沢市10人、小田原市1人、茅ケ崎市6人、逗子市3人、三浦市1人、秦野市1人、厚木市4人、大和市2人、南足柄市1人。

 県内の感染者は1月16日に初めて確認され、緊急事態宣言発令(4月7日)直後の同11日に76人を記録。外出自粛などで減少傾向が続いたものの、6月下旬ごろから再び増加に転じていた。感染拡大の「第2波」への懸念が高まっており、県や各市町村は防止対策の徹底を呼び掛けている。

 神奈川新聞社のまとめによると、県内の累計感染者は2952人、死者は101人となった。

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