【新型コロナ】横浜市内で新たに43人が感染 20代が15人で最多

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は6日、10歳未満から80代までの男女43人の感染が新たに確認された、と発表した。過去最多の4日(46人)に次ぐ規模。43人のうち2人の症状が調査中で、残りは1人が中等症、40人が軽症または無症状。23人の感染経路が不明という。

 年代別は、20代が15人で最多。60代9人、40代6人、50代4人、30.70代が各3人、80代2人、10歳未満1人だった。

 市によると、経路が確認されている20人のうち、7人は家族内感染。市内の小学校に通う男児は20代の母親とともに陽性と判明した。母親は妹から感染したとみられる。市は小学校の濃厚接触者を調べるとともに集団検査を行う予定。

 80代男性は市内の病院に勤務する医療従事者の濃厚接触者。市はこの医療従事者と接触した患者7人、職員約40人を検査している。

 介護職の60代女性は、市内の職場に陽性患者がいた。市は職場で接触した2人を検査する予定。

 市外で働く飲食業の20代女性は7月24日、クラスター(感染者集団)が起きた札幌市内のライブハウスに行っていた。東京出入国在留管理局の20代の男性職員も感染。陽性だった同僚と会食したという。

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