【新型コロナ】県所管域で新たに20人感染 逗子の介護施設でクラスター

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県は6日、10歳未満~80代の男女20人の感染が新たに確認されたと発表した。いずれも軽症または無症状で、うち8人が感染経路不明という。

 年代別の内訳は、10歳未満2人、10代1人、20代5人、30代3人、40代3人、50代2人、80代4人。

 逗子市の介護福祉施設「けいすいone‘sホームゆるりと」では、入居者の80代女性3人と介護職員の40代女性が感染した。いずれも3日に感染が発表された50代女性職員の濃厚接触者。同施設では6人の感染が確認されており、県はクラスター(感染者集団)の発生とみて対策チーム「C─CAT」を派遣した。

 鎌倉市の30代女性と10歳未満の男児は、3日に発表された40代男性の同居家族。南足柄市の10歳未満の男児も5日に発表された40代男性の同居家族だった。

 厚木市教育委員会によると、同市の20代男性は市立依知南小学校の教員。7月30日に体の異変を感じ、同31日から休みを取っていた。児童に濃厚接触者はおらず、同校は今月6~18日は夏季休業のため、休校措置は行わないという。

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