メルセデスF1、バルテリ・ボッタスとの契約延長を発表。2021年もチーム残留へ

 8月6日(木)、メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツは、バルテリ・ボッタスとの契約を延長し、ボッタスが2021年も同チームからF1に参戦することを発表した。

 2017年にメルセデスに加入したボッタスは、これまでにポールポジションを12回獲得し、8勝を挙げた。表彰台に上がった回数は48回だが、そのうちの39回をメルセデスとともに獲得しており、最高成績は2019年のドライバーズランキング2位となっている。

 メルセデスの公式サイトによると、ボッタスは少なくとも2021年末までチームにとどまることが決定したという。契約延長が決まったボッタスは、次のように述べた。

「2021年もメルセデスにとどまり、ともに築いてきた成功をもとに前進できることをとても嬉しく思っている。チームのみんな、そしてメルセデスファミリーのみんなからの継続的なサポートや、僕を信頼してくれたことに感謝している。僕らの旅において、来年も一緒にこの素晴らしいチームとスリーポインテッドスターを代表できることをとても誇りに思っている」

「ここ数年は、自分のパフォーマンスのあらゆる面で継続的な改善に取り組んできた。今の自分がこれまでで一番強いと確信しているけれど、常にハードルを上げることができる。今年はタイトル争いをしているし、メルセデスにとどまることで来シーズンもタイトル争いができる最高のポジションにいることになる」

「今は短いシーズンの真っ只中にいるけれど、今年はどのレースでもベストを尽くしたい。先週末のパンクはルイス(ハミルトン)との戦いにおいてちょっとした打撃になったけれど、今週末は同じコースで強くなって戻ってきたいと思っているよ」

 またチーム代表を務めるトト・ウォルフは、ボッタスについて、チーム全体のパフォーマンスにおいて非常に重要な役割を果たしていると語った。

「バルテリが少なくともあと1シーズンはチームに残ってくれることに、我々はとても興奮している。今季のバルテリは、トラック上のパフォーマンスにおいて、今までに見たことのないほどの強さを見せてくれている」

「彼はチャンピオンシップで2位につけており、昨シーズンは2位でフィニッシュした。チーム全体のパフォーマンスにおいて非常に重要な役割を果たしている。バルテリとの契約は、将来に向けてこの強さを維持するための重要な第一歩だ」

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