大谷がいきなり本塁打 バンディ10Kで1失点完投勝利

【エンゼルス6-1マリナーズ】@T-モバイル・パーク

エンゼルスは大谷翔平が右腕検査後の初打席でレフトへの3号先制ソロを放つと、先発のディラン・バンディはマリナーズ打線から10個の三振を奪い、9回4安打1失点で無四球完投。投打がしっかり噛み合い、6対1で快勝した。好投したバンディは今季2勝目(1敗)をマーク。一方、マリナーズ先発のタイワン・ウォーカーは4回途中3安打4失点で今季2敗目(1勝)を喫した。

2回表に大谷の一発で先制したエンゼルスは、4回表にトミー・ラステラのタイムリーなどで3点を追加。4回裏にダニエル・ボーグルバックの1号ソロで1点を返されたが、8回表にはマックス・スタッシがダメ押しの4号2ランを放った。先発のバンディはボーグルバックの一発で1点こそ失ったものの、5回以降に許したヒットは内野安打1本だけ。107球で9回を投げ抜き、自身初の無四球完投勝利をマークした。

右腕のMRI検査を受けたあと、2試合を欠場していた大谷は「4番・指名打者」で先発出場。2回表の第1打席でウォーカーのスプリッターを捉え、レフトへの3号先制ソロを放った。その後は四球、レフトフライ、センターフライで3打数1安打1打点。今季の打率は.167となり、ジョー・マドン監督は「今まで見てきたなかでベストのスイングだった。とても集中できていたね」と大谷の活躍を称えた。

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