金正恩氏、洪水被害の状況視察

物資供出、国民重視アピール

©一般社団法人共同通信社

傘を差して歩く市民=4日、平壌(共同)

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、金正恩朝鮮労働党委員長が南西部・黄海北道銀波郡大青里で洪水被害の状況を視察したと報じた。金氏は自らの管理下にある備蓄食糧やセメントなどの物資を被災地に供出し、軍を動員して復旧に当たるよう指示した。日時は伝えなかった。

 国民の安全や生活を重視する姿勢を示す狙いとみられる。ただ、7日付の党機関紙、労働新聞は1面で視察を報じたものの、写真は掲載しなかった。理由は不明。

 朝鮮中央通信によると、現地では梅雨前線による大雨が続き、堤防が決壊。住宅約730棟や田が浸水、冠水したほか、住宅179棟が倒壊した。