いよいよ再開されるUEFAチャンピオンズリーグ。前代未聞の一発勝負となる準々決勝以降は大いに注目される。
ここでは、『sportskeeda』による「CL、プレミアリーグ、ワールドカップ優勝を全て勝ち取った5人」を見てみよう。
ジェラール・ピケ(現バルセロナ)
世代最高のCBとして評価されるピケ。
スペイン代表としてW杯優勝、マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグとCL優勝、バルセロナでCL優勝を経験している。
2004年にユナイテッドに引き抜かれると、2007-08シーズンに2冠を達成。ただ、まだ若かったため脇役という扱いだった。
2008年にバルサに復帰すると主力に成長し、リーガやCL制覇に多大なる貢献を果たしている。さらに、2010年にはスペイン代表として初の世界制覇を成し遂げた。
ティエリ・アンリ(元フランス代表FW)
多くの批評家たちは彼をプレミアリーグ史上最高の選手だと評価しており、それに対する反論はほとんどない。
ドリブル、トラップ、スキル、決定力を兼ね備え、プレミアリーグを席巻した。
アーセナルではインヴィンシブルズの一員として、無敗優勝を経験。バルセロナに移籍すると、悲願のCL制覇を成し遂げた。
1998年のワールドカップではチーム内得点王として、フランス代表の優勝に貢献している。
ファビアン・バルテズ(元フランス代表GK)
ショットストッパーとして素晴らしいキャリアをエンジョイしたバルデズ。今回の5人で唯一のGKだ。
鋭い反応を持った勇敢な守護神として活躍した彼はアグレッシブかつエキセントリックなスタイルのGKだった。また、派手な性格で人気を集めた選手でもある。
1992年に加入したマルセイユでCL制覇を経験。モナコを経て移籍したマンチェスター・ユナイテッドは2度のプレミアリーグ優勝に貢献した。
1998年にはフランス代表の守護神としてワールドカップ優勝を成し遂げている。
ペドロ(現チェルシー)
今世紀で最も過小評価される選手のひとりであるペドロ。その信頼性や確実性は、より才能あるチームメイトたちの影に隠れてきた。
ハードワークとダイナミックさ、スピードとテクニックを兼ね備え、相手にとっては厄介極まりない存在だ。
ラ・マシアで育成され、バルサでは300試合以上に出場。欠かせぬ存在として、3度のCL制覇に貢献した。
プレータイムを求めて移籍したチェルシーでは、2016-17シーズンにプレミアリーグ優勝を経験。
スペイン代表としても2010年のワールドカップ初優勝に貢献している。33歳になった彼は今季限りでチェルシーを退団する見込み。ローマへの移籍が噂されている。
ベレッチ(元ブラジル代表DF)
チェルシーやバルセロナなどのビッグクラブでプレーしたブラジル人サイドバック。
ビジャレアルからバルサに加入した2004年にリーガ制覇に貢献し、加入2年目にはCL優勝も経験している。
2007年にチェルシーに移籍すると、2009-10シーズンにプレミアリーグ優勝。どちらのクラブでも絶対的な地位を築いたわけではなかったが、重要な試合で存在感を放った。
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バルサでの得点はわずかに1。だが、それはアーセナルを撃破した2006年のCLファイナルでの決勝ゴールだった。
また、2002年の日韓ワールドカップでは出場は5分間だったものの、ブラジル代表の一員として優勝を経験している。