高校野球2020・西東京大会決勝をNHK女性アナウンサーが実況。「新鮮」「素晴らしいこと」ネット上では賞賛の声

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高校野球2020・西東京大会決勝は8月7日、佼成学園対東海大菅生の試合が行われ、東海大菅生が4-3で勝利し優勝した。

手に汗握る白熱した試合展開を伝えたのは、NHK東京アナウンス室に所属する澤田彩香アナウンサーだ。

スポーツ実況では数少ない女性の実況に、ネット上では賞賛の声が上がった。

澤田アナが実況を担当した西東京大会決勝・佼成学園対東海大菅生の試合は、NHK総合テレビで放送された

試合は10回裏に東海大菅生がサヨナラ勝ちをおさめたが、9回まで3-3と延長にまでもつれる、決勝に相応しい緊迫した展開となった。

澤田アナは試合の模様はもちろん、飛び交う長短打や併殺などのプレーの1つ1つを丁寧に描写し、両チームの選手たちが躍動する姿を取材に基づくデータを交えてしっかりと伝えた。

この実況に、ネット上では「女性の実況、とても新鮮」「素晴らしいことだと思う」「球際のややこしいプレーの描写も上手い」「聴きやすい実況」など賞賛の声が多く上がった。

実は、澤田アナが野球実況を担当するのは今回が初めてではない。初任地の沖縄放送局では入社3年目で地方大会を実況し、その後異動した名古屋放送局に在籍していた2018年には、夏の甲子園でラジオ実況も務めている。

ハフポスト日本版による過去のインタビューでは、「『女性が頑張ってしゃべってるのを聞いて勇気もらいました』という年配の女性からの手紙をもらったのは、嬉しかった」と振り返る一方、「『女性だから喋れたんだろ』ともし言われたら、すごく嫌です」と語っていた。

性別ではなく、技術で評価されることを目標に日々練習に励んできたという。

日本での「スポーツ実況」において、女性の実況は過去に例はあるもののまだまだ珍しく、多くの放送局において男性アナウンサーが担当する傾向がある

「スポーツ実況は男性が担当するもの」という、長年にわたって世間にびこってきたイメージや固定概念を、澤田アナは自らの実況で変えていく──。

澤田アナのプロフィールは、こちら