マーリンズがオリオールズ4連戦をスイープ 開幕7試合で6勝1敗

【オリオールズ7-8マーリンズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

マーリンズはオリオールズとのシーソーゲームを制し、8対7で勝利。新型コロナウイルスのクラスターが発生したことによる8日間の中断を経てプレーを再開し、最初のカードであるオリオールズ4連戦を見事にスイープした。マーリンズ3番手のマイク・モリンが今季初勝利(0敗)、5番手のブランドン・キンツラーが今季3セーブ目をマーク。オリオールズ3番手のエバン・フィリップスに今季初黒星(1勝)が記録された。

ジョナサン・ビヤーの1号先頭打者アーチで先制したマーリンズは、2回表にレナト・ヌニェスの3号ソロで追い付かれたものの、直後の2回裏にマグネウリス・シエラの犠飛で勝ち越しに成功。3回表にアンソニー・サンタンデールのタイムリー三塁打などで2点を失い、逆転を許したが、3回裏にブライアン・アンダーソンが2点タイムリーを放ち、再びリードを奪った。

4回表にチャンス・シスコの1号ソロでまたしても同点に追い付かれたが、4回裏にビヤーのタイムリーと相手のミスで2点を勝ち越し。6回表にドワイト・スミスJr.の2号ソロ、ヌニェスの4号ソロと2者連続本塁打を浴び、6対6の同点となったが、7回裏にヘスス・アギラーの犠飛とアンダーソンのタイムリー三塁打で2点のリードを奪った。最終回にクローザーのキンツラーがペドロ・セベリーノのタイムリーで1点を失ったが、8対7で逃げ切り。開幕7試合で6勝1敗という球団史上最高の好スタートを切っている。

なお、マーリンズのドン・マティングリー監督はこの勝利がマーリンズでの通算282勝目となり、ジャック・マッキーンの281勝を上回って球団記録を更新。球団史上最多勝利監督となった。

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