くま川鉄道「復活」へエール 災害復旧に取り組む先駆者・南阿蘇鉄道

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くま川鉄道の永江友二社長(右)に見舞金を手渡す南阿蘇鉄道社長の草村大成高森町長(中)=6日、人吉市

 7月の豪雨により甚大な被害を受けたくま川鉄道本社(人吉市)を、2016年の熊本地震で被災した南阿蘇鉄道(高森町)の幹部が6日訪れ、同じ災害からの復旧・復興に取り組む第三セクターの立場からエールを送った。

 南阿蘇鉄道社長の草村大成・高森町長が熊本地震後の支援への返礼を兼ねて、永江友二・くま川鉄道社長に見舞金を手渡し、「災害復旧に取り組む先駆者としてバックアップしたい」と激励。永江社長は「今後もいろいろ教えていただきたい」と笑顔を見せた。

 くま川鉄道は豪雨で球磨川第四橋梁[りょう]が流失、保有する全5車両も浸水するなどの被害を受け全線で運休中。復旧費の大部分を国が実質負担する制度の活用が検討されており、この制度は南阿蘇鉄道への財政支援特例が基になっているという。

 南阿蘇鉄道は23年夏の全線再開を目指している。(隅川俊彦)