若年層への卓球普及を Tリーグ、小学館集英社プロダクションと戦略的業務提携

写真:「卓球は人をつなぐ」Rallys/提供:西泰宏

卓球Tリーグは7日、株式会社小学館集英社プロダクションと、学校教育現場をはじめとする若年層への卓球普及を目的に戦略的業務提携をしたことを発表した。

Tリーグと小学館集英社が業務提携

卓球界は現在、世界的に低年齢化が進んでいる。Tリーグでも17歳で世界ランキング4位の張本智和が木下マイスター東京から、16歳の申裕斌(シンユビン・韓国)、同じく16歳の木原美悠が木下アビエル神奈川からサードシーズン参戦を決めるなど、若きプレーヤーが多く在籍している。

写真:申裕斌(韓国)/撮影:ラリーズ編集部

今後、世界トップの海外選手と対等に渡り合う選手を育成するためには、若年層の強化を進めることが必須だ。「世界No.1の卓球リーグを実現する」という理念を掲げるTリーグでは、今後はU-6カテゴリーの強化を進める方針だという。

一方、小学館集英社プロダクションは、50年以上の歴史とともに教育サービスのノウハウを培っており、「教室事業」「児童館・学童事業」「通信教育事業」など7つの教育事業を展開している。2015年からはスポーツを軸にしたプロジェクトが始動し、様々なスポーツ競技団体と取り組みを行っており、今回の戦略的業務提携に至った。

Tリーグが推進するU-6カテゴリーの強化に向け、小学館集英社プロダクションのメディア事業や教育事業といったアセットを活用し、教育現場における卓球の普及へ向けて今後協議を進めていくとしている。

文:ラリーズ編集部

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