高校野球・夏季兵庫県大会 甲子園交流試合出場の明石商、神戸第一に敗れる

©株式会社神戸新聞社

神戸新聞NEXT

 新型コロナウイルスの影響で中止となった第102回全国高校野球選手権兵庫大会に代わる「夏季兵庫県大会」(県高校野球連盟主催、神戸新聞社など後援)最終日は7日、明石市の明石トーカロ球場などで5回戦8試合を行い、熱戦の幕を閉じた。

 日程が限られ、準々決勝以降を行わないため、最終戦となった5回戦は好勝負が相次いだ。新鋭の神戸第一が、甲子園交流試合(10日開幕)に出場する強豪の明石商に5-4でサヨナラ勝ち。昨秋の県大会を制した報徳や、昨夏の兵庫大会準優勝の神戸国際大付などがベスト8に輝いた。8チームには、県高野連から「敢闘賞」が贈られた。

 大会は156チーム(158校)が参加し、7月18日に開幕。感染対策のため、保護者らを除いて無観客で行われ、4回戦までは県内を5地区に分けて戦った。異例の大会となったが、県高野連の田靡幸夫会長は「球児が笑顔で未来へ歩み出すための大会になればと開催した。逆境に立ち向かったことは、今後の大きな糧になる」と話した。

 高校最後の試合で強豪を破った神戸第一の田中蓮主将(3年)は「『感謝と恩返し』を合言葉に毎試合接戦を勝ち切れた。チームメートは人生の宝、最高の仲間です」と胸を張った。(長江優咲)