『ぐらんぶる』限界突破の脱衣系(!?) 青春グラフィティ

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第877回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、8月7日から公開の『ぐらんぶる』をご紹介します。

『ぐらんぶる』

本当にやりやがった!? 多くの予想を裏切り、まさかの実写映画化!

その突き抜けた笑いで熱狂的なファンを持つ、青春ダイビングコメディ漫画『ぐらんぶる』。

2018年に放送されたアニメも大好評。しかし、登場キャラクターたちのあまりの脱ぎっぷりのよさから、主に衣装の面において「絶対に映画化は不可能!」と言われて来ました。

そんな異色作が、まさかの実写映画となりました。

『ぐらんぶる』

『ぐらんぶる』のあらすじ

国内でも珍しい離島にある大学に入学した北原伊織。彼の憧れは、気の合う友人や可愛い女子たちと送る“キラキラな大学生活”。

ところがオリエンテーションの朝、伊織はなぜか、服も記憶もなく、大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて、同じく全裸で記憶がない“無駄にイケメン”なアニメオタク・今村耕平と出会った伊織は、共にある場所にたどり着く。

そこは常識がまるで通用しない、“無法地帯”とも呼べる、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった……。

『ぐらんぶる』

『ぐらんぶる』のみどころ

“ほぼ全裸”でダブル主演を務めたのは、今後の活躍が期待されるイケメン若手俳優の竜星涼と犬飼貴丈。

裸でキャンパスを駆け抜け、裸で講義を受け、裸で土下座して……。まさに裸一貫、体当たりの演技で“史上もっとも服を着ていない主人公”を熱演し、その肝の据わった役者根性には清々しささえ覚えます。

さらに、伊織のイトコでクーデレ美少女・古手川千紗に乃木坂46の次世代エース与田祐希、千紗の姉で重度のシスコン・古手川奈々華に朝比奈彩、ナイスな美ボディを持つ先輩女子・浜岡梓に小倉優香、そして強烈なメイクで大学デビューしてしまったケバめ女子・吉原愛菜に石川恋と、主演2人を取り巻く女性キャストも華やかな顔ぶれが揃いました。

『ぐらんぶる』

登場人物が裸でお祭り騒ぎをするシーンが取りざたされることが多い本作ですが、実は正統派の青春グラフィティとしても楽しめる作品。

なかでも特筆すべきは、スキューバダイビングシーン。まるで海中散歩をしているかのような、壮大かつ幻想的な風景を堪能することができますよ。

人生で大切なのは、“できるかできないか”ではなく、“やりたいかやりたくないか”。枠にハマりきらない奇想天外な夏ムービーを、是非、“食わず嫌いなし”で楽しんで。

『ぐらんぶる』

<作品情報>

『ぐらんぶる』

2020年8月7日(金)から全国ロードショー
監督:英勉
原作:井上堅二・漫画:吉岡公威『ぐらんぶる』(講談社アフタヌーンKC刊)
脚本:英勉、宇田学
音楽:未知瑠、石塚徹、Teje、鈴木俊介
主題歌:sumika「絶叫セレナーデ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
出演:竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋 / 髙嶋政宏
(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会
英題:Grand Blue
公式サイト grandblue-movie.jp

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/