2020年お盆、今年は渋滞するの!? 高速道の交通集中にコロナ禍の影響はあるのか

渋滞のメッカ、関越道下り 鶴ヶ島JCT付近

2020年お盆期間 高速道路の渋滞予測が「消えている!」

夏のお盆期間に向け、例年なら全国の各高速道路会社と日本道路交通情報センターでは、高速道路での交通集中による渋滞予測を立てています。

各社が把握する交通集中が発生しやすい区間と交通量を予測して、各社の渋滞情報サイトで「8月x日の上り線、午後2時から6時にかけてが渋滞のピーク」「同時間帯の東名道xx区間で最大xxキロ交通集中」といったお馴染みの情報を公開。

こうした予測情報をもとに、あらかじめピークを避けたドライブ計画を立てることが出来るのです。

しかし今年ばかりは、新型コロナウィルスの猛威が道路交通情報の世界にも影響を及ぼしている! というから驚きます。

リアルタイムの渋滞情報を見て柔軟に移動するのが2020年流

さすがに今年ばかりはお盆渋滞など予測不可能だった

全国高速道路交通情報サイトを覗いてみると「昨今の交通状況を鑑み、令和2年4月以降の渋滞予測情報の提供を一時的に休止しております。」との文字が表示されていることに気付きます。

全国の高速道路会社では「新型コロナウイルスの影響により、交通状況が変動しているため」と説明します。

同時期に移動の自粛要請とGo To トラベルキャンペーンが国や自治体から発信されたりと、国民自身も移動の可否に対して判断に苦しむ状況が続く中、それでも渋滞を予測せよというのはさすがに無理なハナシ。

リアルタイムの渋滞情報については、道路交通情報センターや各高速道路会社のWebサイトで観ることができます。2020年のお盆期間中は、こうした最新の情報を取得しながら、柔軟に移動するほかなさそうです。

[筆者:MOTA編集部]

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