いよいよ8月8日（土）から、富士スピードウェイでスーパーGT第2戦富士『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』が開幕する。新型コロナウイルス感染拡大の影響でスケジュールが大きく変更され、7月19日に第1戦が行われたが、引き続き各チームとも感染拡大防止策を採りながら、8月7日に準備を進めた。
2020年のスーパーGTは、スタッフ等の移動を最小限に留めるため、富士、鈴鹿、もてぎの3コースでの開催となる。迎える第2戦も舞台は富士スピードウェイとなり、大会名も第1戦とは変わらないが、第1戦とは異なる部分も多い。
GT300クラスでは、タイヤ四輪交換が義務づけとなっているほか、第1戦に参戦できなかったarto RC F GT3もサーキットに姿をみせた。また、今季から1ポイントあたり3kgのウエイトハンデを搭載しなければならず、第1戦優勝の埼玉トヨペット GB GR Supra GTは60kgを積むことになる。この影響が気になるところだろう。
GT500クラスは第1戦はトヨタGRスープラのトップ5独占という結果になったが、3週間のインターバルでどうライバルが巻き返すかが注目どころだ。また一方で、GRスープラ同士の争いも気になるところ。なお、今季からGT500クラスでは全車のフロントウインドウに『BOSCH』のロゴが貼られているが、第1戦からはロゴに枠がついたほか色味も変わり、印象が異なっている。
スーパーGT第2戦富士は8月8日（土）9時45分から公式練習が、14時30分から公式予選が行われ、8月9日（日）は13時から決勝レースが行われる。
