YKK 初の純損失

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 YKKが7日発表した2021年3月期第1四半期(20年4~6月)の連結決算は、新型コロナウイルスによる経済活動自粛や消費落ち込みの影響で経常ベースで減収減益だった。純損益は28億5700万円の赤字(前年同期は79億3600万円の黒字)に転落し、四半期開示とした11年3月期以降では第1四半期として初の純損失となった。

 売上高は前年同期比25.0%減の1400億8200万円で2年連続の減収。営業利益が99.3%減の7600万円、経常利益が98.0%減の2億2900万円だった。

 事業別売上高は、ファスニング事業が新型コロナの影響でアパレルなどの販売減や工場の操業停止が響き、前年同期比42.0%減の500億3800万円。AP(建材)事業が新型コロナによる新設住宅着工戸数の減少や建築現場の工事停止により、10.1%減の892億6300万円。

 AP事業の国内分は売上高が11.2%減の773億6600万円、経常利益が46.3%減の6億1700万円、純利益が61.0%減の4億2千万円だった。