田中と筒香の初対決は第1打席は一邪飛、第2打席は中飛球
■レイズ – ヤンキース（日本時間8日・タンパ）
ヤンキースの田中将大投手が7日（日本時間8日）、敵地でのレイズ戦に今季2度目の先発登板。5回1安打5三振、無四球無失点の好投で降板となった。NPB時代を含め初対戦となった筒香嘉智は第1打席を一邪飛、第2打席は中飛に封じた。今季初勝利はお預けとなったが圧巻の投球内容で防御率は1.17。
田中は初回、2死からディアスに右前打を浴びたが続く崔志万を92マイル（約148キロ）で三飛に抑え無失点。2回は先頭のウェンドルを二ゴロに抑え筒香とのNPBを含め初対戦を迎えた。1ストライクから92マイル（約148キロ）の直球で一邪飛に仕留めると、続くアダメズも中飛に抑えた。
3回は圧巻の3者凡退。4回は先頭のロウを空振り三振、ディアスを遊ゴロ、崔志万を93マイル（約150キロ）の直球で空振り三振に仕留めた。
5回もマウンドに上がった田中。先頭のウェンドルを空振り三振、2度目の対決となった筒香に対して83マイル（約134キロ）のスプリットで中飛球に仕留めると、続くアダメズを3球三振で抑えこの回で降板となった。球数は59球。
7月4日（同5日）のキャンプ再開初日に打球が頭部に直撃。順調にリハビリを進めて臨んだ今季初登板8月1日（同2日）のレッドソックス戦では50球の球数が設けられ2回2/3で4安打2失点（自責1）で降板。そして2度目の登板となったこの日は1安打5奪三振無失点の快投、次回登板では今季初勝利に期待がかかる。
○田中将大の全投球内容 59球
1回 二ゴロ 二ゴロ 右前打 三飛
2回 二ゴロ 一邪飛（筒香） 中直
3回 投ゴロ 空振り三振 右飛球
4回 空振り三振 遊ゴロ 空振り三振
5回 空振り三振 中飛球（筒香） 空振り三振
【動画】筒香嘉智擁するレイズ相手に快投披露 空振りを奪った田中将大の切れ味抜群のスライダー
【動画】筒香嘉智擁するレイズ相手に快投披露 空振りを奪った田中将大の切れ味抜群のスライダー signature
（Full-Count編集部）
