5回を59球の省エネ投球、5奪三振無四球と圧巻の投球内容
■レイズ 1-0 ヤンキース（日本時間8日・タンパ）
ヤンキースの田中将大投手が7日（日本時間8日）、敵地でのレイズ戦に今季2度目の先発登板。5回1安打5三振、無四球無失点の好投を見せた。試合は0-1で敗れたがブーン監督は「彼にとってまた素晴らしいステップとなった」と賛辞を送った。
圧巻の投球だった。田中は初回、2死からディアスに右前打を浴びたが続く崔志万を92マイル（約148キロ）で三飛に抑え無失点。その後は2回から降板する5回まで4イニング連続で3者凡退、13打者連続でアウトを奪う快投劇。NPB時代を含め初対戦となった筒香は第1打席を一邪飛、第2打席も中飛球に抑え、メジャーの先輩の貫録を見せた。
試合後に行われた会見でブーン監督は「素晴らしかった。60球くらいを予定していたから、3～4イニング投げてくれることを望んでいた。スプリットが良い状態だった。制球も素晴らしかった。彼にとってまた素晴らしいステップとなった」と絶賛。
前回登板は50球の球数制限があったが、この日は60球が目安だったことを明かし5回を投げ切ったことに「大きかった」と、田中が見せた省エネ投球を評価していた。（Full-Count編集部）
