【台湾】ガチョウ肉の旨味と高コスパで大人気!台北の「阿城鵝肉」現地ルポ

日本ではなかなか食べる機会のないガチョウ肉。「ガチョウ肉がこんなにおいしかったなんて……!」と感動する人続出の有名店が、台北MRT行天宮駅近くにある「阿城鵝肉(アーチェンアーロウ)」です。地元の方で大賑わいのこのお店。メインのガチョウ肉はもちろんサイドメニューもおいしくて、大満足の食事タイムとなりました!

台北MRT行天宮駅近くのガチョウ肉料理店「阿城鵝肉」

ガチョウ肉料理店「阿城鵝肉」の最寄り駅は、台北MRT行天宮駅。本店は新北市の土城という場所にありますが、この台北吉林店が観光客にとってアクセスが便利だと言えるでしょう。

斜め向かいには新しくできた台北吉林2号店もあります。平日のお昼12時直前ころ訪れた筆者は、台北吉林店が満席だったため2号店に行くよう案内されました。

清潔感のある店内で、気持ちよく食事ができる雰囲気です。

写真付きメニューもあり注文楽々

注文は伝票に記入する形で行います。雰囲気で筆者が外国人だと気づいた店員さんが、そっと写真と外国語訳付きメニューも差し出してくれました。なんでわかったんだろう?と不思議に思いつつ、その親切さは単純にうれしいです。

書き終わったら注文票を店員さんに渡します。会計は食後です。

ガチョウ肉やサイドメニューのお味は?

筆者が注文したのはガチョウ肉200元(1〜2人前)、ご飯にガチョウ肉の油がかかった鵝油拌飯(ウーヨウバンファン)、モツがたっぷり入ったスープ・下水湯(シャーシェイタン)の小サイズです。合計価格は285元(約1,040円)。タレは料理が来る前に、調味料コーナーで用意しておきましょう。

なんといってもメインはガチョウ肉!お肉がつやつやでとってもおいしそう。お肉の下には千切り生姜がたっぷりとしかれています。1~2人前とはいえ、結構な量があります。

後ろから見ると、その量の多さがより顕著に。

一口いただいてみると、まず身がぎゅっと詰まっていることに驚きます。そして噛むたびに旨味がじゅわっと口いっぱいに広がるんです・・・!スモークされたお肉のほどよい塩気と、さっぱりとした千切り生姜のハーモニーもたまらない。タレをつけることで味の変化も楽しみつつ、しばしこのおいしさを堪能します。

そして、このお肉に欠かせないのが、ガチョウ肉の油がかかった鵝油拌飯!ガチョウ肉の油がふわっと香るこのご飯、食べる手が止まらなくなります。

こちらは下水湯というスープです。料理名を見て「えっ、下水!?」と驚かれるかもしれませんが、これは実はモツのスープのことなんです。

小サイズにもかかわらず、その大きさと具の多さには驚かされます。スープはだしの旨味を感じるコクのあるスープ。そして、モツ、レバー、ザーサイ、細切り生姜、台湾バジルなどの具がとにかくたくさん入っていて、ボリューム満点でした。

食べきれない分は持ち帰りできる!

とってもおいしいガチョウ肉なのですが、1人で訪れた筆者は量が多すぎて完食できませんでした……。でも大丈夫!台湾では食べきれない料理を持ち帰ることを「打包(ダーバオ)」と言い、ほとんどのレストランで持ち帰りが可能です。このお店では調味料コーナーに持ち帰り用の箱や袋、輪ゴムが置かれており、自由に使用できます。

地元民にも観光客にも大人気のガチョウ肉料理店「阿城鵝肉」は、人気なのも納得のおいしさでした。ガチョウ肉自体が旨味たっぷりなのはもちろん、それぞれの料理の量の多さにも驚きます。このおいしさとコスパの高さが、長年お客さんに支持され続けている理由なのだと感じました。

阿城鵝肉

住所:台北市中山區吉林路105號

URL:https://www.acheng.com.tw/

[All photos by Yui Imai]

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