ルクレール「カギとなるミディアムタイヤで速さがない」フェラーリ【F1第5戦金曜】

 2020年F1 70周年記念GPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=5番手/2=7番手だった。

 FP1では20周のなかで1分27秒062、FP2では32周を走り1分26秒812を、それぞれソフトタイヤでマークした。

2020年F1第5戦70周年記念GP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール フリー走行1=5番手/2=7番手
 悪い一日ではなかったが、先週の金曜日より少し苦労した。タイヤへの理解を深める作業をした。ミディアムとソフトではグリップにかなり大きな違いがある。僕らとしては珍しいことだが、ミディアムでは少し遅かった。

 マシンバランスはかなりいい感じだ。ただ、ミディアムを履いた時には、全体的なパフォーマンスが期待していたほどよくなかった。たくさんのマシンが、明日の予選Q2をミディアムタイヤで突破しようとするだろう。それに成功するため、僕らはさらに改善を図る必要がある。

 とにかく、皆がどのコンパウンドでレースをスタートするのかすごく興味深い。それぞれが違う戦略で走ることによって、予測不能のレースになるんじゃないかな。

© 株式会社三栄