町民帰省の準備整え ふたばプロジェクトとファンクラブ 双葉駅周辺で草刈り

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双葉駅周辺の草刈りに励む参加者

 双葉町のまちづくり会社「ふたばプロジェクト」は七日、JR双葉駅周辺の草刈りに取り組んだ。

 お盆前に墓参りや一時帰宅などで帰省する町民らを気持ちよく迎えようと企画した。双葉町に関心を持つ人が入る「ふたばファンクラブ」会員も初めて参加し、約二十人態勢で臨んだ。参加者は腰近くまで伸びた草を鎌などで刈り取り、ビニール袋に詰めた。

 埼玉県越谷市から駆け付けたふたばファンクラブ会員でボランティアの猪狩国道さん(62)=会津若松市出身=は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故直後から毎月、沿岸部で奉仕活動を続けている。「震災直後の相双地方はがれきだらけで戦後のような風景だった。今は双葉駅が再開するなど明るくなった」と変化を語る。その上で「朽ち果てた家屋がそのまま残る地域もある。体力が続く限り、復興に携わっていく」と笑顔で誓った。