心の声で募金呼び掛け 逗子・葉山の学生団体、豪雨被災地へ

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声を出さずに、7月豪雨の被災地への義援金を呼び掛ける学生や市民ボランティア=5日、JR逗子駅前

 全国各地の被災地でボランティア活動を続ける神奈川県逗子市と葉山町の学生団体「3.11つなぐっぺし」がJR逗子駅前で、7月豪雨の被災地への義援金を募っている。新型コロナウイルス感染症を考慮して声を出さず、協力を呼び掛ける横断幕を掲げ、募金箱を手に静かに立つ。学生らは「コロナで現地に行けないが、地元でできることを続けたい」と話している。

 7月豪雨の義援金はこれまで2回、同駅前で募り、計約1万6千円が集まった。2回目の5日夜も、静かにたたずむ学生らの姿に、通り掛かった老若男女が「頑張って」などと声を掛け、寄付した。募金した市内在住の岸本章さん(79)は自身も東日本大震災などの被災地で復興支援をした経験があり、「学生たちの支援活動を応援したい」と話した。

 共に団体メンバーで市内在住の、中学3年田島太地さん(14)と大学3年井ノ上誠也さん(20)は「声を出さないと募金額は大幅に減るが、その分、1回の協力の重みを感じる」と話し、「災害や防災を身近に考える機会をつくり続けたい」と力を込めた。

 募金活動は10、12、17、19日の午後6時から1時間、実施。共同募金を通じて全額を被災地に届ける。