支笏湖ブルー&外カフェ…アウトドア人気高まる一方で横行する"マナー違反"「自分だけよければいいのか」

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短い夏を楽しもうと、北海道の支笏湖が今にぎわっています。札幌からほど近く、様々なアウトドア体験をできるのが人気の理由です。一方で、一部の利用者のマナー違反が問題となっています。

国内でも有数の透明度を誇る、千歳市の支笏湖。日に照らされた湖面の鮮やかな色は「支笏湖ブルー」とも呼ばれています。この時期の週末は…。

八木 隆太郎 アナウンサー:「みなさんマナーを守って楽しんでいます」

札幌からのアクセスの良さや、屋外で密にならずに楽しめることから人気なんです。夏の支笏湖の魅力をカヌーガイド歴16年の松澤直紀さんに案内してもらいました。ライフジャケットをつけて出発します。

八木 隆太郎 アナウンサー:「透明度が高いので、水草がきれいに見えますね」

かのあ 松澤 直紀さん:「水草もいろいろな種類があって、花が咲いたり色が違ったり」

八木 隆太郎 アナウンサー:「大げさでなく、空を飛んでいるような感覚になるほど透明度が高いです」

かのあ 松澤 直紀さん:「いまヒメマスの漁をしていて、終わると秋が近づいてくる。いま森も紅葉し始めているし、どんどん季節が移り変わっていく」

カヌーで湖を進むこと約30分。静かな岸辺に到着しました。ここで、飲み物とスイーツがセットになった「外カフェ」を楽しみます。

八木 隆太郎 アナウンサー:「落ち着きますね。波の音、木のざわめき、天然のBGMが心地いい」

かのあ 松澤 直紀さん:「日によっても時間によっても変わる。その時々の楽しみを見つける感じで。近い所で、なるべくリスクを少なくして、いっぱい遊ぶっていうのがいいんじゃないかと」

手軽に自然を満喫できる支笏湖。新型コロナウイルスの影響で人出が落ち込んでいましたが、徐々に賑わいが戻りつつあります。しかし、その一方で困ったことが…。

かのあ 松澤 直紀さん:「これはたき火してますね」

さらに、水上で遊ぶ人は…

八木 隆太郎 アナウンサー:「ライフジャケットつけてないですね」

様々なマナー違反が増えているんです。地元の人たちが頭を抱えるその実態とは。

札幌からのアクセスの良さやキャンプブームの影響で、人気の支笏湖。温泉街にも徐々に人が戻ってきました。しかし、週末ともなるとこんなことが…。

八木 隆太郎 アナウンサー:「ライフジャケットつけず沖にでています」

支笏湖は国立公園に指定されているため、本来は遊泳禁止の場所です。水上で遊ぶ場合は、ライフジャケットを着用するなどのルールが定められているんですが…。

かのあ 松澤 直紀さん:「ライフジャケットをつけていない方がいたり、自分は泳げるから大丈夫という認識で来る人もいる」

支笏湖の自然を守り、安全に楽しんでもらうためのルールを守らない人が増えているというんです。

かのあ 松澤 直紀さん:「これはたき火してますね」「ブルーシートの端ですよね。これは寝たあと。ブルーシートを木にかけて、たき火をしたのだと思う。キャンプ場は混んでいるし、どこでもキャンプOKにすると手に負えなくなってしまうので国立公園の法律がある。自分たちだけがよければいいのか」

ルールを広く知ってもらうため看板も設置しました。

かのあ 松澤 直紀さん:「今年、腰くらいまで水遊びしている人がたくさんいたので今回加えた。今までアウトドアしてなかった方が参入してありがたいことだが、ルールをわかっていない人も多いので、情報発信の仕方を考え直し進めている」

ルールを守って安全に夏の支笏湖を楽しみたいですね。