フェラーリのルクレール「8番手に驚きはない」予防的措置でのエンジン交換も【F1第5戦予選】

 2020年F1 70周年記念GPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは8番手だった。

 Q1では1分27秒427(ソフトタイヤ)で10番手、Q2では1分26秒709(ミディアム)で8番手、Q3では1分26秒614をソフトタイヤでマークした。

 金曜FP2でセバスチャン・ベッテルにエンジントラブルが発生した後、フェラーリは予防的措置で、ベッテル車とともにルクレール車のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hを交換、シーズン2基目を投入した。これによるペナルティはない。

2020年F1第5戦70周年記念GP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=8番手
 今日の自分の仕事には満足している。マシンから最大限の力を引き出したと思うからね。ただ、それでも十分でなく、8番グリッドスタートになった。この位置を喜ぶわけにはいかない。

 これまでのところ先週末より苦労している。アグレッシブなダウンフォースレベルにしているため、決勝ではさらに苦労することになるだろう。他の皆より(ダウンフォースが)低いから、タイヤマネジメントが簡単ではないんだ。

 ミディアムタイヤでの走行については、昨日よりもずいぶん進歩し、今日は強さを発揮することができた。それでミディアムでQ3に進むことができたんだ。でも、昨日ソフトタイヤでよかった部分を多少失ったように思う。

 ソフト寄りのコンパウンドでのデグラデーションを考えると、僕らにとっては先週の日曜日よりもさらに厳しいレースになるだろう。

(予選後の会見で、8番手という結果に驚いたかと聞かれ)驚きはしない。これが現実的な位置だと思うからね。(前戦イギリスとは違って)表彰台など期待できないよ。僕らはタイヤマネジメントの面でよくないから、決勝では苦労すると思う。

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