プログラミング、思い思いに描く 久慈で小学生の体験教室

タブレット端末に描いた絵を動かして楽しむ児童

 県内小学生対象のプログラミング体験教室(岩手日報社、岩手大主催、キオクシア岩手特別協賛)は8日、久慈市中町のやませ土風館で開かれ、児童約30人が面白さに触れた。

 児童はNTTドコモ東北支社が無償貸与したタブレット端末iPad(アイパッド)を手に、同社社員から無料ソフト「ビスケット」の基本動作を学んだ。思い思いに動物や人などを描き、画面上で動かした。

 普代村白井の普代小2年紀室利成君は「初めてで、とても楽しかった。いろいろなゲームを作ってみたい」と目を輝かせた。

 同教室は本年度、小学校で必修化されたプログラミング教育の浸透に向け、7~8月に県内5会場で計12回実施。12月に最終審査がある小学生プログラミングコンテスト県大会への出場も募っている。

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