岩手のクジラ館、一部で再開

震災から台風被害、コロナで延期

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7月、一部で再開した岩手県山田町の「鯨と海の科学館」

 東日本大震災からの復旧後、昨年の台風19号で被災した岩手県山田町の「鯨と海の科学館」。今年3月の再オープン予定も新型コロナウイルスの感染拡大で延期の憂き目に遭ったが7月、ついに一部で再開した。感染状況を見極めながらの運営だが、湊敏館長(70)は「来館者を楽しませたい」と工夫を凝らす。

 世界最大級のマッコウクジラの骨格標本(体長17.6メートル)を最大の目玉に1992年、オープンした。2011年の震災では、津波が展示室の床上約5メートルまで及び、がれきや泥が流れ込んだ。17年7月に再開するも、昨年10月の台風19号で特別展示室などが浸水、一部は未復旧だ。