【神奈川高校野球代替大会3回戦】日大藤沢快勝 プロ注目の牧原、姫木がアベックホームラン

【日大藤沢-松陽】2回表、日藤・牧原が2ランを放つ

 プロも注目する日大藤沢の牧原巧汰(3年)と姫木陸斗(同)がアベックホームランで快勝に導いた。

 夏の甲子園と神奈川大会の中止を受け、県高野連が独自に開催する「県高校野球大会」第9日は9日、サーティーフォー相模原球場で3回戦が行われ、昨夏の神奈川大会準優勝の日大藤沢が10-0で松陽に五回コールド勝ちした。4回戦で藤沢翔陵-金沢の勝者と対戦する。

 日大藤沢は3-0の二回1死二塁で牧原が右中間への2ランを放つと、2死から姫木が再び右中間へのソロ。両雄のそろい踏みで打線の勢いはさらに加速し、四回には山崎隼(同)にもソロアーチが飛び出した。

 今大会初アーチで高校通算28本目の本塁打となった姫木が「牧原が打ったので負けられないと思った」と話せば、2戦連発となった同29本目の牧原も「大会に入ってから調子が上がっている。姫木が打つなら自分も打っていく」と強烈なライバル心をのぞかせる。3安打2打点と2人を上回る活躍を見せた5番に入る山崎は「前に良い打者がそろっている。自分はその走者を残さずに返したい」と役割を理解していた。

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