美浜事故16年「安全積み重ね」

11人死傷、追悼行事で関電社長

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美浜原発3号機の蒸気噴出事故から16年となり、慰霊碑を前に「安全の誓い」を読み上げる関西電力の森本孝社長(手前)=9日午後、福井県美浜町

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で計11人が死傷した蒸気噴出事故から16年となった9日、関電が同原発で犠牲者の追悼行事を開いた。森本孝社長は「事故の反省と教訓を決して風化させず、安全の実績を積み重ねていく」と述べた。

 行事には例年、関電幹部ら50人が出席するが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小し約35人が出席。森本社長が慰霊碑を前に「安全の誓い」を読み上げ、事故が発生した午後3時22分に黙とうした。

 事故は2004年8月9日、タービン建屋で発生。協力会社の作業員5人が死亡、6人がやけどを負った。