【新型コロナ】9日の川崎市内、最多の26人が感染確認 経路不明14人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は9日、20~60代の男女26人の感染が新たに確認されたと発表した。1日の感染者数としては最多で、20人を超えたのは6日連続。軽症が25人で無症状が1人。14人の感染経路が不明。市発表の感染者数は累計756人となった。

 市によると、中原区の30代の男性は市立井田病院(同区)に勤務する研修医。同病院では7日に研修医の感染が確認されており、同僚らのPCR検査を実施していた。

 県警高速隊(宮前区)に勤務する30代の男性警察官の感染も確認され、同じ職場の警察官が6日に陽性と判明していた。

 年代別では20代が15人で最も多く、30代が7人、50代が2人、40代と60代がそれぞれ1人。居住地別では川崎区が12人、幸区が4人、中原区が3人、高津、宮前、麻生区が各2人、多摩区が1人だった。

 職種では会社員が17人で最多。感染経路不明の14人は会社員やアルバイト、大学生など。

© 株式会社神奈川新聞社